NEWS | グラフィック
2010.01.05 17:27
寄藤文平 著(美術出版社 1,500円)
「R25」の表紙キャラクターやJTの企業広告「大人たばこ養成講座」などで知られるイラストレータ・アートディレクターの寄藤文平氏が、自身の15年間にわたるイラスト制作のプロセスを振り返り、楽しみながら簡単に絵を描くコツをまとめたもの。サブタイトルは「描くことが楽しくなる絵のキホン」。
自分の描きたいものを、どのように見て、どのようにとらえれば、思うままに表現できるのか。線1本の引き方から、わかりやすく“絵解き”されており、イラストの描き方のみならず、モノの見方、ビジュアルの整理法、イメージの膨らませ方など、寄藤氏の確かなノウハウを知ることができる。146×166mm。176ページ。
以下、目次より、
1 ラインマスター
2 置き換えマスター
3 フィギュアマスター
4 キャラマスター
5 イメージマスター
ワークショップ 立体の描き方/ラクガキ画の描き方/肉と服 など
日経デザイン 編(日経BP社 1,680円)
サブタイトルは「世界が駆け込むデザイン印刷工場『GRAPH』のビジネス」。グラフィックデザイナーの北川一成氏がヘッドデザイナーを務める、デザイン印刷工場「GRAPH」の仕事とビジネスモデルを徹底分析した1冊。
地場産業の再生やブランド強化を行い、数多くの高級ブランドをクライアントとするGRAPHの仕事を通して、中小企業の目指すべきところや、日本のモノづくりに何が必要なのかを探っていく。A5変型。192ページ。
以下、目次より、
1 捨てられない印刷物を
2 絶対色覚
3 デザインには謎が必要だ
4 使えないデザインに金は払わない
5 常に背筋を正した経営を
6 ブランドは細部に宿る
7 社内にもブランド意識浸透を
8 特別対談「企業ブランドと場の持つ力」 など