展覧会とのコラボレーション

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ここ数年、マックスレイでは、さまざまな方面からの照明協力依頼が増えてきました。デザイン、アートの展覧会から外部のライトアップまで形式はさまざま。最近では12月1日から6日まで表参道ヒルズで開催されたセイコー パワーデザインプロジェクト「ASTRON 40」展があります。

時計などの貴金属は、他のプロダクトとは表面や輪郭が大きく違い、照明の役割はかなり大きいと言えるでしょう。照明の存在・役割がわかりやすいカテゴリーかもしれません。

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私たちにとって日常である照明が、展覧会やイベントを企画される方々には非日常の世界なのです。

いつも心がけているのが、照明以外の分野の方々へ、いかに専門的な言葉を使わずに提案・説明できるか。最終的には、実際の「光」を見てもらいながら、補足をしていきます。

今回は、数種類の「光」の角度と色温度を見てもらい、それぞれの特性の提案をし、セイコーウオッチの方に選んでいただきました。

どの展覧会やイベントにも共通するのですが、なによりもうれしく思うのは、点灯したときに、依頼側が言葉よりも先に笑みで応えていただけることです。まさに「光」が繋いでくれる縁がまた1つできていくのです。

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セイコー パワーデザインプロジェクトがスタートした日は、表参道に11年ぶりの
イルミネーションが再開した日でもありました。本当に照明を誘い水に人々が集まってくる光景でした。(文/マックスレイ 谷田宏江)

この連載コラム「tomosu」では、照明メーカー、マックスレイのデザイン・企画部門の皆さんに、光や灯りを通して、さまざまな話題を提供いただきます。