新刊案内『“座る”を考えなおす』『世界のアーティスト・イン・レジデンスから』


『“座る”を考えなおす』
 ピーター・オプスヴィック 著/島崎 信 監修 (産調出版 2,940円)

著者のピーター・オプスヴィックは名作椅子「バランス・チェア」や「トリップトラップ」で知られるノルウェーのデザイナー。その彼が、人間が求める快適な椅子とはどんなものなのかを問い直す。人間工学に適った機能面と独特のデザイン面が際立つ数々の作品を取り上げながら、著者ならではのチェアデザインへの考察が凝縮された1冊。 240×213mm 208ページ。

以下、目次より。

第1章 なぜーー背景
第2章 いかにしてーー理論
第3章 好みの姿勢
第4章 ティルティング(傾斜)——4つのコンセプト
第5章 支えること
第6章 サイズ
第7章 人間工学以外の特質
第8章 観察とインスピレーション

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『世界のアーティスト・イン・レジデンスから』
サムワンズガーデン 制作(ビー・エヌ・エヌ新社 3,990円) 

世界中から集まったクリエイターが、ともに暮らしながら制作や発表を行うアーティスト・イン・レジデンス(通称AIR)。作家のカポーティや、画家のモンドリアン、さらには村上 隆に会田 誠など、世界の巨匠たちもなぜか一度はAIRを通過している。

本書は、そんな世界中に広がるAIRから厳選した約90件と、そこで活躍する100名以上のアーティストたちを集約したビジュアルブック。巻末には世界の520件のAIRの連絡先を掲載。アーティストになる前の人、すでに活躍している人、自分を見つけたいと思っている人も、一度AIRを見てほしい。185×265mm 384ページ。

以下、目次より

● アーティスト・イン・レジデンスとは?
● アーティスト・イン・レジデンスの歴史
● インタビュー
会田 誠/マリオ・A・カロ/南条史生/ツェン・ウェイミン/スチュアート・バステイク/マニュエル・タルディッツ
● レジデンス&アーティスト
アジア/オセアニア/ヨーロッパ/アメリカ/アフリカ&中近東
●インデックス