アジア最大のデザインイベント「ビジネス・オブ・デザイン・ウィーク（BODW）2009」の開催まで、残り1カ月をきりました。11月30日〜12月5日まで、香港コンベンション&エキシビションセンターにて。

今年のパートナー国はフランス。「France Forward」というテーマのもと、ジャン・ヌーベルやマタリ・クラッセらフランスを代表するクリエイターたちが集結します。その他、日本の伊東豊雄をはじめ、世界中の著名クリエイターたちも参加。詳細および参加申し込みはこちら。

▲BODW2008より。レニー・ラーマーカス

会期中にはアジアデザインアワードの発表も行われますが、今回は日本からの応募も多く、受賞多数との情報もあり。企業やデザイナーにとっては、巨大中国市場へアピールする絶好のチャンスでもあります。

また、先日、2010年度のパートナー国に日本がなることが発表されました。日本産業デザイン振興会が中心となり、経済産業省、日本インダストリアルデザイナー協会、日本グラフィックデザイナー協会などが「BODW2010 準備委員会」を発足し、始動しました。テーマは「Lost and Found」。

駅の遺失物係などの意味もありますが、「現在の世界や日本が見失ったもの、あるいは気づいていないものを発見し、未来に繋げていこう、現代の世界に対して日本だからこそできることを提示していこう」というような意味でしょうか。BODWフォーラムの最終日に日本代表団が来年に向けてプレゼンテーションを行います。

▲BODW2008より。レム・コールハースとパートナー国オランダの展示。

このBODW2009の視察ツアーが予定されています。BODWとともに、「West Kowloon Cultural District Project」をはじめとする九龍地区の再開発計画など、アジアで最も活発な「創造都市」香港が体験できます。

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