アジアで最大の総合デザインイベントの1つ、ビジネス・オブ・デザイン・ウィーク（BODW）2009（主催：香港デザインセンター）がエントリーを開始しました。

8回目を数える今回は、11月30日〜12月５日までの開催。世界の第一線で活躍するデザイナーやビジネス関係者が集まるカンファレンス「BODWフォーラム」をはじめ、イノベーションとクリエイティビティの提案が並ぶ展覧会「Inno Design Tech Expo」、香港市内のさまざまなインスピレーション溢れる場所を巡る「Detour」、アジアの優れたデザインを表彰する「アジアデザインアワード」の発表など、多様なイベントが予定されています。

日本ではまだそれほど馴染みのないBODWですが、今や欧米諸国にとっては、自国のデザイン力、クリエイティブ産業を、巨大中国市場にアピールする絶好の機会となっています。昨年のパートナー国オランダは、レム・コールハーをはじめ、マルセル・ワンダース、イルマ・ブーム、ヘラ・ヨンゲリウスなど、まさにオールスターキャストでのぞみ、国を挙げての超積極参加でした。

▲昨年、パートナー国オランダを代表して、フォーラムのトリを務めたのはレム・コールハース。超満員の会場を湧かせました。

今年のパートナー国はフランス。「France Forward」というテーマで、オランダとはまた違ったユニークな企画を準備中とのこと。AXISでは今後もBODW 2009 をフォローしていきます。