NEWS | コンペ情報
2009.08.06 20:42
「京都発”知恵と技”伝統と先端の融合 」と題した「ものづくりルネッサンスコンペティション」は、伝統工芸や職人の手わざを生かした新たなものづくりを探ろうと、今年スタートしたばかりのコンペ。
募集テーマは「新たな生活文化の提案 〜きらめく日本の感性を世界に〜」だが、加えて、13の協賛企業が具体的な課題を示している。例えば、
・アウラ 「パブリックスペースで利用可能な家具・照明器具・備品」
・資生堂 「現代のライフスタイルにマッチした化粧品のパッケージや化粧小物」
・レクサス 「自動車全般(内外装)と自動車周りのアイテムを含む生活雑貨」
・松栄堂 「香りのある豊かな暮らしの創造」
・リアルフリート「エモーショナルなデジタル家電」……
もちろん、どれも伝統工芸の新たな解釈が下敷きとなっていることが求められるが、この企業賞は商品化が検討される点で魅力的だ。また、伝統工芸だからと言って、他のものづくりと切り離して考える必要はないのではないだろうか。私たちの身の回りには、実は職人の手を経てつくられたものが溢れているはずで、ヒントやきっかけは身近にあるかもしれない。
同コンペのエントリー締切は、8月15日。その後、A3用紙1枚にまとめるアイデアプランシートの提出が8月31日まで。
主催 京都伝統工芸産地活性化実行委員会
問い合わせ ものづくりルネッサンスコンペティション事務局
京都府商工労働観光部 染織・工芸課(担当:山脇、藤本)
Tel: 075-414-4858
コンペ企画運営業務管理
株式会社アウラ(担当:原、鈴木)
Tel: 075-353-6567