AXIS 140号 7月1日発売

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AXIS 140号は7月1日発売です。

カバーインタビューは、「細い独自性を行くより、太く共有されるものを開発したい」と語る、インターフェースデザイン界のトップクリエイター、中村勇吾さん。

特集は「プロジェクトレポート 次なるキーワードを探せ」。国内外のデザイナーや建築家、企業団体による、2009年後半から2010年以降にかけての最新プロジェクトが並びます。

例えば、MITメディアラボの石井 裕教授率いるタンジブル・メディア・グループの「ジェスチャー・インターフェース」。

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▲「ジェスチャー・インターフェース」より。

あるいはnendoが進める新しいプロダクトブランド「361°(イチド)」。

nendoの「361°(イチド)」より。 Photo by Makoto Fujii

▲nendoの「361°(イチド)」より。 Photo by Makoto Fujii

さらには、安藤忠雄、柴田文江、坂 茂、佐藤 卓、藤本壮介、ロン・アラッド、マルティ・ギシェといった方々の最新プロジェクトが並びます。

トピックスは第一線のデザイナーたちが多数出演したドキュメンタリー映画「オブジェクティファイド」の監督、ゲーリー・ハストウィットへのインタビュー。彼は映画「ヘルベチカ」の監督でもあります。

▲ゲーリー・ハストウィット監督 Photo by Oto Gillen

「非線形という発想が生み出すデザイン」では、建築家の平田晃久さん、京都大学名誉教授の藤井由紀さん、空間デザイナーの李 明喜さん、デザインエンジニアの田川欣哉さんらの話とともに、「非線形科学」はデザインの新しいパラダイムを開くキーワードになり得るか、を考えていきます。

「非線形という発想が生み出すデザイン」より。

▲「非線形という発想が生み出すデザイン」より。

オピニオンでは、ドイツのドア・窓用ハンドルメーカー、FSBの経営責任者ディーター・ホールシュトレーター氏。先日紹介した「ハンドル・コミック」をはじめ、既成概念にとらわれることなく、デザインオリエンティッドな企業姿勢を貫いています。

ディーター・ホールシュトレーター氏 Photo by Hanae Komachi

▲ディーター・ホールシュトレーター氏 Photo by Hanae Komachi

連載「未来技術報告」では、DJやミュージシャンとして活躍しながら、アートプロジェクトの一環としてiPhoneアプリを開発し、ビジネス展開を模索する、徳井直生さんのプロジェクトを紹介。

「未来技術報告」より Photo by Shinichi Ito

▲「未来技術報告」より Photo by Shinichi Ito

その他、ザ・プロトタイプ「リコーのデザインプロジェクト “HITOSOBA”」、匠のかたち「山茶」、ジェームズ・ダイソンの法則など、多様な分野の情報満載です。