NEWS | フード・食
2009.04.07 17:25
キレイマメは、北海道・本別町役場が主導するプロジェクト。地元産の豆と豆製品をアピールするため、ブランディングとネーミング、パッケージデザインを武蔵野美術大学 基礎デザイン学科 宮島慎吾教授と学生たちが担当した。
十勝平野の北東部に当たる本別を訪れた宮島たちは、この地原産の光黒大豆に的を絞り、若い女性をターゲットにしたシリーズを提案。黒豆のデトックス効果などに着目したネーミングとし、菓子かサプリメントのようなパッケージに仕上げた。現在、地元5社による納豆、味噌、味噌漬カマンベールなど9アイテムが揃う。新たな“豆プロジェクト”が進んでいることを見ても、町役場、生産者、メーカー、大学のそれぞれが有機的に機能していることのわかる産学協同の好例だ。