NEWS | 展覧会
2009.03.15 17:18
2008年4月から慶應の湘南藤沢キャンパスにてXD(Factory of X design)という新たな大学院プログラムがスタートしました。その成果の一端を集めた展示とシンポジウムが、本日(15日)と明日の2日間、アクシスギャラリー(港区六本木5-17-1)にて開催されています。現在発売中の幣誌138号特集「触覚、聴覚、聴覚、味覚のデザイン最前線」に興味を持たれた人には、是非ともお薦めです。
会場では、5つの研究室の成果を見たり、体験することができます。
138号の特集で紹介した筧 康明研究室の「Force Tile」も並んでいました。
取材時に研究室を訪れた際はシステムの調子が思わしくなかったのですが、今日は快調に動いています。タンジブルとマルチタッチを組み合わせたハイブリッドインタラクションは、身体に新たな感覚を呼び起こしてくれます。
山中俊治さんの研究室は、アスリート向けの義足のデザインです。ID系の研究室ということもあり、プロトタイプが並んでいます。どれもひじょうに美しいです。洗練された設計や機能を携えた機械(デザイン)は、それを見ているだけでほれぼれします。身体の機能が将来衰えたときでも、こういうアイテムがあればオシャレ感覚で装着できるかも。
明日、16日(月)の18:00からは、XDプログラムの基本構想などについて説明するプレス会見があります。坂井直樹さんや山中俊治さん、脇田 玲さんなども登壇予定なので、
興味のある方はぜひ会場へ。展示のほうも、明日までです。急ぎましょう!