静岡文化芸術大学デザイン学部の有志による卒業制作展を開催します。「静岡文化芸術大学」と「卒業制作」の頭文字のSと 「展示」のTENを合わせて展示タイトルを「STEN TOKYO」としています。2003年から15年まで「SUAC-ID」という名称で卒業制作展を行い、2016年よりデザイン学部による有志展として「STEN TOKYO」に拡大して開催してきました。
本展は、2019年の開催よりコロナ禍を経て４年間ぶりとなります。学生はこの展示の存在を知るところから手探りでスタートし、学内で企画展やクラウドファンディングに挑戦したりと積極的に活動を行いました。学生のこれからも「まだまだ先へ進んでいきたい」という想いの詰まった展覧会となります。

今回の展覧会コンセプトの「Timeline」です。

SNSやメッセンジャーアプリで自分や他人の投稿を時間順に示すもので、等身大の自分達を表す言葉として、Z世代やデジタルネイティブと呼ばれる学生たちに身近な言葉を選んでいます。時間の流れを可視化させ、これまでの大学生活の積み重ねの成果と、これからの活動につながっていくという意味を込めています。