企画展
ブラウン展 ─形を超えたデザイン
開催期間 | 2005年09月22日(木)〜2005年10月16日(日) |
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会場 | AXISギャラリー |
参加費 | 無料 |
*本展は、日本におけるドイツ年公式イベントです。
アクシスギャラリーでは、デザインを中核としたブランド哲学の誕生から50周年を迎えるブラウン社のデザインを紹介する展覧会を開催いたします。
1955年、プロダクト・デザイナーにディーター・ラムスを迎えて以後、同社がこの50年間につくりあげ、現在も継承し続けるものは、時代の先駆けとなる製品だけでなく、モノと人とのコミュニケーションをベースとした企業としての確固たるポリシーです。また、プロダクト・デザインとコミュニケーション・デザインの合一をいち早く図り、世界的にまだコーポレートアイデンティティという言葉が認知される以前に一貫したコミュニケーション・システムを導入し、CIを確立したのも同社でした。その考え方は、その後世界中の企業やデザイナーたちに大きな影響を与えました。本展では1955年から現在にいたるデザインヒストリーをその背景にある企業理念や社会環境、ビジュアル・コミュニケーション等を含め、多面的に紹介します。製品だけでなくコーポレートマニュアルやポスター、貴重なモックアップ、製品化されなかったプロトタイプなどの展示も予定しています。ブラウン・デザインの真髄ともいえる細部にまでわたるデザイン的な配慮については、カットアップの写真で紹介、ブラウン・デザインの魅力に迫ります。
本展のアートディレクターは、「FILING展」(竹尾ペーパーショー、2004)で注目を集めた織咲 誠。独自のモノに対する鋭い視点が時代を超えたブラウンの魅力をあぶり出します。
過去、現在、そして未来へと続くブラウン・デザインを通して、プロダクトデザインの本質やプロダクトを生み出す企業のあり方について考える機会となりますよう、また、なぜ、いまブラウン・デザインなのか、その答えを本展のなかに見いだしていただければ幸いです。
「ブラウン展 ─形を超えたデザイン」関連レクチャー
日時:10月4日(火)※受付は16:00より
・第一部 16:30-18:30(講演90分、質疑応答30分)
「モダンデザインの思想とブラウン」
向井周太郎(武蔵野美術大学名誉教授)
・第二部 19:00-20:30(講演90分、質疑応答30分)
「形を超えたデザイン」
織咲 誠(ブラウン展アートディレクター)
会場:ドイツ文化センター内OAGホール
主催 | アクシスギャラリー |
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協賛 | ジレット ジャパン インク、Braun GmbH |
協力 | 株式会社アマナ、エプソン販売株式会社、株式会社竹尾、株式会社ディップ、株式会社ナナオ、株式会社メトロポリタン ギャラリー他 |
プロデュース | アクシスギャラリー、Glyph 柳本浩市 |
企画 | アクシスギャラリー + Glyph + マコト・オリサキ インターワークス研究所 |