梅原 誠 講演会
<br/>「いかにデザインをかけあわせてモンダイをプラスにするか」

AXISフォーラム 第38回

梅原 誠 講演会
「いかにデザインをかけあわせてモンダイをプラスにするか」

日時2011年09月13日(火) 19:00-20:30(終了後に懇親会あり)
会場AXISギャラリー
参加費1,000円

梅原 誠デザイナー

1950年高知市生まれ。72年大阪経済大学経済学部卒業後、土佐に戻り、テレビ番組などの映像制作会社RKCプロダクション美術部に入社。スタジオの大道具担当になる。75年休職してスペインへ。79年退職してアメリカ大陸を横断後、サンフランシスコに滞在。80年に再び土佐に戻り、梅原デザイン事務所を設立。以来、高知を拠点に“日本のはしっこ”のプロジェクトを数多く手がける。著書に『ニッポンの風景をつくりなおせ 一次産業×デザイン=風景』(羽鳥書店)、原 研哉との共著『梅原デザインはまっすぐだ!』(はとり文庫)がある。ほかに、梅原や関係者に密着取材をした『おまんのモノサシ持ちや! 土佐の反骨デザイナー・梅原真の流儀』(篠原 匡・著、日本経済新聞出版社)も梅原がよくわかる一冊。

「いかにデザインをかけあわせてモンダイをプラスにするか」
梅原氏のプロジェクトは地元・高知に止まらず、島根・海士町、沖縄・国頭村、和歌山・北山村など全国各地に散らばり、それもいわゆる片田舎ばかり。それらの土地の埋もれた価値を見つけ出し、デザインの力によって見事にプラスに転じさせていく手腕は、全国の団体から引く手あまたという希有な存在です。
そんな梅原氏は、「日本の風景をつくっているのは一次産業である」「いちばんベースのところで、体を張って働いている人たちが普通に暮らせないのはおかしい」といった思いから、「一次産業×デザイン=風景」というキーワードを掲げて、これまでにない新たな魅力をつくり出しています。
今回のフォーラムでは、現在進行中の四万十川流域における「84(はちよん)プロジェクト」や秋田県の観光プロジェクトをはじめ、これまでの数々のお仕事について語っていただきます。