落合陽一 講演会
<br/>「ユビキタスの末にあるヒトの脱構築ーデジタルネイチャーがつくる未来」

AXISフォーラム 第54回

落合陽一 講演会
「ユビキタスの末にあるヒトの脱構築ーデジタルネイチャーがつくる未来」

日時2016年04月15日(金) 19:00-20:30(終了後に懇親会あり)
会場AXISギャラリー
参加費1,000円

落合陽一

1987年東京生まれ。東京大学大学院学際情報学府博士課程を飛び級で修了し、2015年より筑波大学に着任。コンピュータとアナログなテクノロジーを組み合わせ、新しい作品を次々と生み出し“現代の魔法使い”と称される。研究室ではデジタルとアナログ、リアルとバーチャルの区別を超えた新たな人間と計算機の関係性である「デジタルネイチャー」を目指し研究に従事。音響浮揚の計算機制御によるグラフィクス形成技術「ピクシーダスト」が経済産業省「Innovative Technologies賞」受賞。その他国内外で受賞多数。15年ワールドテクノロジーアワードのITハードウェア部門受賞。

https://digitalnature.slis.tsukuba.ac.jp

AXIS180号のカバーインタビューに登場いただいた落合陽一さんをお迎えし、AXISフォーラムを開催します。

インタビューでは、いくつもの印象的、いや刺激的な回答が帰ってきました。
「虚構が喪失していく今、デジタルか非デジタルかなんて関係ない」。
「人間中心主義が駄目だなと思うのは、家電やUIなど特にそうですが、人間の感覚器に依存していて、それをどう都合良く満足させるかしか考えていない。テレビにしても、人間の目や耳でとらえられる周波数が決まっていて……」。
「イノベーションとは、生態系のなかでどう最適解を見つけるかであって、もっと強くもっと速くではないんです」。
「デザインという言葉は好きなのですが、言葉の枠が広くなりすぎて、その中心がなくなって、デザインが“融けて”きたのではないかと感じることがあります」。

フォーラムでは「ユビキタスの末にあるヒトの脱構築ーーデジタルネイチャーがつくる未来」と題して、落合さんの最新の研究活動とこれからのビジョンについて大いに語っていただきます。

定員 100名 (先着順)