水戸岡鋭治の大鉄道時代展<br/>ー駅弁から新幹線まで

協力展

水戸岡鋭治の大鉄道時代展
ー駅弁から新幹線まで

開催期間2011年10月08日(土)〜2011年10月23日(日)
時間11:00〜19:00(最終日は18:30まで)
会場AXISギャラリー
シンポジア(AXISビルB1F)
参加費無料
主催水戸岡鋭治+ドーンデザイン研究所 
九州旅客鉄道株式会社
JR博多シティ
協賛株式会社ケイ・エス・ケイ
株式会社ジェイアール九州エージェンシー
協力株式会社日立製作所、パナソニック電工株式会社、大光電気株式会社、住友スリーエム株式会社 、北三株式会社、株式会社天童木工、住江工業株式会社 、東京シンコーレザー株式会社、株式会社ニッタクス、株式会社ヒノキ工芸、株式会社協和興業、クレアーレ熱海ゆがわら工房、株式会社鎚絵、株式会社アダチ,博多テックスLLP、野村織物有限会社、鹿児島県川辺仏壇協同組合、両備ホールディングス株式会社、有限会社井上産業、株式会社DWH、トッパン・フォームズ株式会社、サカタインクス株式会社 、株式会社萬国、ラットエンジニアリング、株式会社三門印刷所、株式会社さつき苑、有限会社オフィスフィールドノート、シティ建築工房、有限会社ジョワ・ステューディオ、有限会社備前家具製作所、ムーンクラフト株式会社、AXISギャラリー

AXISギャラリーでは、鉄道のデザインで知られる水戸岡鋭治による展覧会「水戸岡鋭治の大鉄道時代展 駅弁から新幹線まで」を開催します。
鉄道は、今日も夢や憧れを乗せて走ります。JR九州発足以来、独自の進化を遂げてきた九州の列車たち。そこには常に、デザイナー水戸岡鋭治のデザインへのこだわりがありました。妥協を許さず、つねに利用する側の立場でものづくりに取り組む生粋のデザイン職人。仕事の枠は、まさに駅弁一つから新幹線まで。誕生した車両やモノたちは、旅する人びとを優しく包み、豊かで快適な社会づくりに貢献しています。
本展は、2011年8月3日より8月24日までJR博多シティ、九州ホールにて開催された同展覧会をベースに、水戸岡氏のデザイン・ワークを五感で楽しむ特別な展覧会として企画しました。

<主な展示>
JR九州の車輛デザインをはじめとする公共デザインについて水戸岡鋭治とドーンデザイン研究所が25年間続けてきたデザイン活動を一堂に展示。アイデアスケッチにはじまり、レンダリング、イラストレーション、グラフィック、エディトリアル、ユニフォーム、プロダクト、アーキテクト、インテリア、ファニチャー、テキスタイル、ライティング、ランドスケープ、映像によるプレゼンテーションなど。 



1)水戸岡鋭治の軌跡
プロフィールや生い立ち、思想、仕事への姿勢を示し、これまでの軌跡を振り返ります。
2)ゆかいな絵画展
JR九州の車両に留まらない仕事をパネルで紹介。
3)進化の過程 ー精鋭特急ー
787つばめ以来のJR九州が誇る特急群、そのデザインや特徴、魅力を紹介。
4)最良の鉄道旅行 ークルーズトレインの夢ー
計画中のクルーズトレインについて、その発想や概念を具体的に紹介。
5)旅をゆたかに ー列車集合ー
さまざまな観光列車や通勤列車など、JR九州の魅力ある車両とそのデザインを紹介。
6)デザインの軌跡 ー素材が語る車輛の進化ー
デザインの過程で生まれたサンプルや試作品、製品を展示し、そのプロセスを解説。
7)ギャラリーショップ
水戸岡鋭治関連、書籍、JR九州関連グッズを販売。

<ギャラリートーク>
水戸岡氏自身が作品について解説します。
10月15日(土)17:30~19:00、
19日(水)17:00~19:00 

<水戸岡鋭治プロフィール>
1947年岡山県生まれ。岡山県立岡山工業高校デザイン科を卒業後、大阪やミラノのデザイン事務所勤務を経て、72年にドーンデザイン研究所を設立。建築やイラストレーションの仕事を手がける一方、88年より鉄道車両のデザインに進出し、JR九州新幹線「つばめ」や特急列車「ソニック」などで、国際的な鉄道関連のデザイン賞を多数受賞する。現在その活動は、車両や駅舎のデザインに止まらず、町の景観形成や地域おこしへと広がっている。岡山の街を走る路面電車「MOMO」や和歌山電鐵の「たま電車」「たま駅舎」も氏のデザイン。”デザインとは、総合的で創造的な計画”という考え方を信条としている。2010年毎日デザイン賞受賞。