デザインの未来を担う「金の卵」を一堂に紹介し、学生と社会を結びつける場となる本展も、今年で7回目を迎えます。本展では、各大学から選抜されたデザイン系学部3年生の作品と公募で選ばれた作品を中心に、一部、大学院生の作品についても展示します（展示総数は約45点、対象分野は、プロダクト、建築、情報デザイン、グラフィック等デザイン全般）。


　今回のテーマは「スマートライフ ― エネルギー再考」。東日本大震災後の日本、さらには地球規模で考えても原発や資源の問題を抱え、エネルギーに対する再考が求められています。デザインにおいてもこのような状況のなかで取り組むべきテーマだと考えました。スマートライフとは、生活に必要なエネルギーを少しでも効率良く、賢く使いながらもストレスなくシンプルでサスティナブルな生活を実践できるライフスタイルと定義。個人の生活に限らず、コミュニティとしての取り組みや社会における仕組みの提案も期待しています。
　また、テーマに関連した大学の取り組みとして、千葉大学・柏の葉キャンパスで開発中の「植物工場」についても紹介します。会場内には、作品のほかに合計約150名（予定）分のポートフォリオ・ライブラリーを設置。デザイン界の”金の卵”たちの真剣な取り組みをご覧ください。皆様の叱咤激励をお待ちしております。

＜出品学生によるプレゼンテーション＞（入場無料、予約不要）
9月1日（土）14：00～

9月4日（火）18：30～

9月6日（木）18：30～

会場　シンポジア（AXISビル B1F）



会期中、トークイベントを行ないます。