NEWS | サイエンス
2018.03.05 14:36
岐阜県と各務原市が約3年にわたりリニューアルを行ってきた、岐阜かかみがはら航空宇宙博物館(愛称「空宙博(そらはく)」)が、2018年3月24日(土)にオープンする。展示面積は従来の1.7倍の約9,400平方メートルとなり、日本一豊富な展示物を抱える航空・宇宙博物館となる見込みだ。
主な展示内容は、航空関係では人類初の動力航空機「ライトフライヤー」の実物大模型や、世界で唯一現存する「飛燕」など全国最多の31機を展示。宇宙関係では国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」や最新鋭の探査機「はやぶさ2」の実物大模型など、いずれも実物大の展示を体感できるのが特徴。NASAやESA(欧州宇宙機関)、米国スミソニアン航空宇宙博物館、フランスのル・ブルジェ航空宇宙博物館らと連携し、展示物の貸借、展示・企画手法、調査研究をはじめとした国際交流、国際協力も進めていくようだ。
また、「先人の空・宇宙への憧れ、挑戦の物語を伝え、子どもたちにチャレンジスピリットと感動を与える博物館」という当博物館のコンセプトどおり、中学生以下の入場は無料とのこと。オープンの3月24日から31日までは宇宙飛行士などが登壇するオープニングイベント等も開催予定。開催春休みを活用して足を運んでみてはいかがだろうか。
岐阜かかみがはら航空宇宙博物館
- 場所
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岐阜県各務原市下切町5丁目1番地
>>マップでみる - 開館時間
- 平日10:00~17:00、土日祝日10:00~18:00
- 休館日
- 毎月第一火曜日(休日の場合は翌平日)、年末年始
- 入館料
- 大人 800円、60歳以上および高校生 500円、中学生以下は無料
- 公式サイト
- http://www.sorahaku.net/index.html