現在発売中のAXIS185号でも紹介していますが、AXISフォントファミリー初となる“角丸”、「AXIS ラウンド50」が発売となりました。

AXIS Fontの基本設計はそのままに、ストロークの角を丸くすることで、AXIS Fontの新たな表情を引き出すことに成功。ストロークの先端の半分を直径とする正円を使って、角を丸めたところからラウンド50と命名されました。実際にはウエイトごとにパーセンテージを変更し、繊細な丸みに仕上げています。へビーとボールドは50％、ミディアムとレギュラーは55％、ライトとエクストラライト、ウルトラライトは60％。人間味溢れる穏やかな表情のラウンド50は豊かな表現を可能にします。

「書体というものは、ある種の普遍性を目指しつつも、やはり、どこか時代の風を受け止めなければ成立しない。周囲の環境に応じて植物が生長していくように、書体もまた、時代の流れとともに、自らが望む方向に育っていくものだと思っています」（タイププロジェクト　鈴木 功氏）。

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