NEWS | アート / 建築
9時間前
外観イメージ(Image by Mir, Copyright Snøhetta and NIKKEN SEKKEI LTD)
東京・渋谷の東急百貨店跡地で進められている「Shibuya Upper West Project(渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクト)」が、2025年3月11日に着工した。2029年度の竣工を目指す。キーコンセプトには「Tokyo’s Urban Retreat」を掲げ、渋谷の喧騒から離れ、自らのエネルギーが落ち着き、創造的な発見ができる都心のオアシスを創造する。
地上34階・地下4階建ての新しい高層タワーには、商業エリア(地下1階~地上6階)を設けるほか、スモールラグジュアリーホテル「The House Collective(ザ・ハウス・コレクティブ)」(同8階~17階)が日本初出店。上層階には賃貸レジデンス(同18階~33階)が入居する。また、7階には同ビルに隣接する「Bunkamuraザ・ミュージアム」が拡大移転し、渋谷の新たな大型文化複合拠点を形成する。
同プロジェクトのデザインアーキテクトは、ノルウェーの建築設計事務所「スノヘッタ(Snøhetta)」が担当。拡大移転する「Bunkamuraザ・ミュージアム」のデザインも手がけ、渋谷のアイコンとなるミュージアムをつくり上げる。
スノヘッタは、「プロジェクトのデザインコンセプトは、渋谷の脈動するエネルギーを象徴する一筆書きのイメージからインスピレーションを得ています。このコンセプトは、地上から天空へと優雅に螺旋を描きながら上昇する渋谷の躍動感と興奮を表現しています」とコメントしている。