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19時間前
デジタルテクノロジーを通じて建築産業の変革を目指すスタートアップ VUILD(ヴィルド)は、同社が掲げる「誰もが作り手になれる社会」というヴィジョンが実現された近未来を舞台とした小説「アキラとツクルの冒険 『誰もが作り手になれる社会』に向けて」を刊行。創業7年を迎えた同社が、関わるステークホルダーが広がるなか、どこに向かっているのか、どんな未来を目指しているのかを共有することを目的に制作した。
著者は、小説家でありながら、「株式会社SFプロトタイピング」の代表を務める小野美由紀。サイエンス・フィクション(SF)的な発想を基に、まだ実現していないビジョンを想像するというSFプロトタイピングを用いて、企業のビジョンを伝える小説をさまざまなクライアントと執筆してきた。
物語は、両親の離婚を機に都会から山間部に引っ越してきた中学生のアキラを中心に展開。怪我により打ち込んでいたバスケットボールから遠ざかり、没頭できる何かを探していたアキラは、ものづくりに取り組む「Co-Build部」に偶然出会う。部のメンバーであるツクルやクミさんとの出会いから、アキラの人生は好転していくが……。
制作の過程では、VUILDのメンバーも交えたワークショップや秋吉へのインタビューを実施し、そこから浮かび上がってきた内容を小説に反映。作品のなかでツクルが「未来がないなら自分たちでつくればいいじゃん」と言うように、登場人物たちはそれぞれの課題を抱えながらも、地域やコミュニティの課題解決に奔走し、テクノロジーを用いて社会全体をアップデートしていく。
小学生から年配の人まで幅広い層が楽しめる、「ものづくり」の未来と「創造性」を取り戻すための青春群像劇に仕上がっている。
小説「アキラとツクルの冒険 『誰もが作り手になれる社会』に向けて」
- 発売
- 2025年1月上旬~2025年6月下旬発送予定。
※下記URLより予約注文を受付中。 - 著者
- 小野美由紀
- 定価
- 1,980円(税込)
- 詳細
- https://vuild.stores.jp/items/676260e51f0e7e0cb6145874