Product design by Shogo Sekine
Graphic design by Rin Ueno
Photos by uta Itagaki
Trans creation by Loretta Scott

デザイナーの関根将吾が立ち上げたライフスタイルブランド「SOUI and KUFU」 は、東京・南青山のショールームとオンラインショップを2024年11月14日（木）にオープン。「創意と工夫を愛して、ひと手間を楽しもう」をコンセプトに掲げ、家具やインテリア用品などを展開していく。

「DISC TYPE – ONE」（左）と「DECK TYPE – TWO」

第1弾として、2種類のプロダクトが展開された。「DISC TYPE – ONE」は、ディスクと呼ばれる天板の✕型開口部に、2枚の台形プレートを組み合わせた脚部を差し込むことでできあがるサイドテーブルである。

工具やネジを必要としないシンプルかつ機能的な構造で、子どもから大人まで誰でも簡単に組み立て・分解・持ち運びができるユニバーサルなデザインを採用。天板の開口部から現れるアイコニックな突起部が特徴だ。

「DISC TYPE – ONE」

地球環境に配慮した素材として、北海道産の白樺間伐材（長期循環型活用資源）を用いており、機械技術と職人の手によって製作されている。また、お気に入りのレコードをターンテーブルへ載せるように、海洋プラスチックの再生材でできた別売りパーツ「OPTION DISC」をディスク（天板の上面部）にセットすれば、1枚ごとに異なる素材や色の組み合わせを楽しむことができる。

「OPTION DISC」

もうひとつの「DECK TYPE – TWO」は、同様の構造により、さまざまな用途で使えるベンチ型のスツール兼シェルフとなるプロダクトである。スケートボードを彷彿とさせるデッキの幅は80cmあり、座るだけでなく、スニーカー、植物、本、グッズ類などのお気に入りのものを置く飾り棚や、ソファ脇のサイドテーブル、足を乗せるオットマンなど、工夫しだいで多彩な使い方ができるのが魅力だ。

「DECK TYPE – TWO」

両製品のカラーはナチュラル、ホワイト、グレー、ブラックを用意。予約制のショールームでは、天板と脚部の組み合わせを試せるほか、複数あるパターンのなかから好きな2色を選べる限定オーダーも行っている。

「SHOWROOM」