古民具を再生するデザイナー 原嶋亮輔
個展「Imperfection」を東京・新富町にて開催

Leading to SOLARIS 障子を用いた照明

東京・新富町にあるギャラリースペース The Design Galleryでは、デザイナー・アーティスト 原嶋亮輔による個展「Imperfection」が2024年11月1日(金)から11月17日(日)まで開催される。

「Bamboo Basket table “Like an Elephant”」古籠を用いたサイドテーブル。

石川・金沢を拠点に、日本の古民具や骨董品などを用いて家具の創作を手がける原嶋亮輔。現代の生活環境に合わなくなった古い道具に改めて着目し、工業的なプロダクトと掛け合わせながら、まったく新しい家具を生み出している。

今回は、日本の古民具の再生のみならず、近年の伝統工芸作家との共作などにより、表現の幅を大きく広げている原嶋の最新作を紹介。障子を用いた照明や古籠を組み合わせたサイドテーブル、提灯を活用した照明など、古くて新しいユニークな作品を展示する。

「New Polite -L.S.C.U-」漆芸家 野口健との共作のサイドテーブル。

「Obake」提灯を用いた自立式照明。おばけをモチーフにした図柄が施されPOP ARTの佇まいを持つ。

会場となるThe Design Galleryは、築100年の古民家を再生した歴史を感じさせる場所だ。趣のある空間のなかで、時代を経てきた道具を融合した作品を鑑賞する楽しみを味わってほしい。End

原嶋亮輔 個展「Imperfection」

会期
2024年11月1日(金)~11月17日(日)
時間
13:00~19:00
休廊日
11月5日(火)・6日(水)、11月11日(月)~11月13日(水)
作家在廊日
11月1日(金)~11月4日(月・休)、11月15日(金)~11月17日(日)
会場
The Design Gallery(東京都中央区新富2-4-8 旧井筒屋)
入場方法
事前予約制。名前、人数、来訪希望日、時間帯をメール(info@somewheretokyo.com)にて伝えること。
詳細
http://somewheretokyo.com/exhibition_imperfection_jp.html