フォントワークス「筑紫オールドゴシック」に
4つの新ウエイトが登場

フォントメーカー フォントワークスは、同社が手がける書体「筑紫オールドゴシック」に4つの新ウエイトを追加し、2024年9月5日(木)より計6ウエイトのファミリーとしての展開を開始した。

藤田重信

「筑紫オールドゴシック」は、フォントワークスの書体デザインディレクター 藤田重信が「筑紫オールド明朝」の骨格を基準にアレンジし、2014年に開発した書体。金属活字の時代にあったような懐かしさを感じさせるゴシック体をイメージした設計で、漢字や仮名の引き締まったふところや伸びやかなはらい、筆の名残りを感じる豊かな抑揚が特徴である。

今回は、既存の「UL(ウルトラライト)」「B(ボールド)」に、新たに「R(レギュラー)」「M(ミディアム)」「D(デミボールド)」「E(エクストラボールド)」の4ウエイトが追加された。

2014年にリリースされた「B」に対し、「R」や「M」は本文に使いやすい細い書体となり、表現の幅を広げてくれる。一方、「E」は「B」よりも太いので、線の中央が絞られ、末端がラッパのように開いていく「筑紫オールドゴシック」の独特の形を一層感じさせるフォントとなっている。End

筑紫オールドゴシック R(レギュラー)

筑紫オールドゴシック M(ミディアム)

筑紫オールドゴシック D(デミボールド)

筑紫オールドゴシック E(エクストラボールド)