社会を変える「Game Changer」の実現を目指すシャープは、インキュベーション活動の一環として新規事業の創造を目的とした「SHARP共創プログラム」を開始する。

このプログラムは、社外で活動する人々の豊かな発想と同社のリソースを融合させ、2030年をより豊かな社会へと導くことを目指している。その取り組みのひとつとして、社会で実現したい夢を抱くクリエイターやデザイナーを対象に、クリエイティブなアイデアやビジョンを募るコンペティション「Vision Creation」を実施する。

暮らしや社会を革新する「Be Original.」な提案を募集

コンペティションのテーマは「Lifestyle Innovation」。豊かな暮らしを実現する家電からビジネス領域まで幅広い製品を展開する同社が、未来の事業のキーとして注目する5つの技術力テゴリー「生成AI」「EVソリューション」「グリーンエナジー」「次世代通信」「ロボティクス」のなかから、暮らしや社会に革新をもたらすシャープらしい製品やサービスの提案を募集。数年後に事業として成立する実現性やクオリティも評価の対象となるが、重視するのは、まだ誰も体験したことのない「Be Original.」なアイデアやビジョンだ。

審査員は、小笠原 治（ABBALab 代表取締役）、佐藤航陽（スペースデータ 代表取締役社長）、伊藤直樹（PARTY チーフクリエイティブオフィサー）のほか、シャープ社内からは沖津雅浩（社長兼CEO）、小坂祥夫（専務兼CFO）、種谷元隆（専務兼CTO）、社内審査員（デザイン/技術/企画部門から選出）が担当。

小笠原治（おがさはら・おさむ）／株式会社ABBALab 代表取締役、さくらインターネット株式会社 フェロー、京都芸術大学 クロステックデザイン 教授

佐藤航陽（さとう・かつあき）／株式会社スペースデータ 代表取締役社長

伊藤直樹（いとう・なおき）／PARTY 創設者 チーフクリエイティブオフィサー、アーティスト、起業家

応募プロセス

日本国内在住の18歳以上の個人またはグループで、シャープでの実現を希望するクリエイターやデザイナーなどが対象。コンペティションの特設サイトにて、2024年8月6日（火）から10月31日（木）18:00まで応募を受け付ける。

また、応募検討者に向け、プログラム概要や注意点、参加規約などを紹介する事前説明会が8月19日（月）と9月2日（月）の15:00～16:00に実施される。参加希望者は特設サイトより申し込みが必要。