「ヨシタケシンスケ展かもしれない」
横浜・そごう美術館にて開催

展覧会メインビジュアル ©Shinsuke Yoshitake

全国巡回中の展覧会「ヨシタケシンスケ展かもしれない」が、2024年7月23日(火)から9月2日(月)までは横浜市西区のそごう美術館(そごう横浜店6階)で開催。ヨシタケとって初めての大規模展覧会であり、約400点以上の作品を展示する。

『りんごかもしれない』、ブロンズ新社、2013年 ©Shinsuke Yoshitake

デビュー作となる絵本「りんごかもしれない」(2013)で大きな反響を得る以前から、イラストレーターや造形作家として活躍してきた ヨシタケシンスケ。その妄想やアイデア、ユニークな世界の見方の源はどこにあるのか。本展では、そんなヨシタケの「頭のなか」を探るべく、同氏が小さな手帳に日々描きためてきた1万枚を超える膨大なスケッチのなかからセレクトした約2,500枚を、複製して公開する。さらに約20点の絵本作品から、原画や構想段階のアイデアスケッチなどを紹介。大人も子どもと一緒に体と心を動かして楽しめる、ヨシタケ作品の世界に入り込むような体験展示も用意する。

愛用の手帳(『あんなに あんなに』スケッチ) Photo by 野澤亘伸 ©Shinsuke Yoshitake

『りんごかもしれない』原画 ©Shinsuke Yoshitake

また、学生時代の立体作品や、貴重な私物コレクションを通して、同氏のインスピレーション源に迫る。会場のそごう横浜店では1997年に展示を行ったこともあり、その際に公開された立体作品「カブリモノシリーズ」の一部も再展示される。

《ぶくぶく観音》Photo by 加藤新作 ©Shinsuke Yoshitake

カブリモノシリーズ《ACcess100》Photo by 三橋純 ©Shinsuke Yoshitake

ヨシタケは代表作「りんごかもしれない」において、ひとつのりんごをテーマに想像を膨らませ、従来とは異なる視点で見た「かもしれない」世界を描いた。本展でも、なにげなく見ているいつものものの見方が少し変わる体験ができるだろう。End

ヨシタケシンスケ Photo by 黒澤義教

ヨシタケシンスケ展かもしれない

会期
2024年7月23日(火)~9月2日(月)
開館時間
10:00~20:00(入館は閉館の30分前まで)
※そごう横浜店の営業時間に準じ、変更になる場合あり。
※会期中無休・事前予約不要。
会場
そごう美術館(そごう横浜店6階)
(神奈川県横浜市西区高島2-18-1)
詳細
https://yoshitake-ten.exhibit.jp/