オフィスで働く人たちの健康やクリエイティビティを育む
「JPタワー大阪」オフィスサポートフロア

ホテル運営事業などを展開するUDSが手がけたオフィスサポートフロアが入居する「JPタワー大阪」が、大阪・梅田で2024年3月に竣工した。

JR大阪駅西側の旧大阪中央郵便局跡地に建てられたJPタワー大阪は、商業施設や劇場、ホテル、オフィスからなる大型複合施設である。UDSが企画および内装設計を行ったオフィスサポートフロアは、8階・9階・17階の3フロア。入居企業の社員およびその同伴者専用で、オフィスで働く人たちの健やかな働き方やクリエイティビティを育む場として利用される。

8階の「クラブフロアラウンジ」は、「梅田社交倶楽部」をコンセプトに、オフィスワーカーが集い、憩いと交流が生まれるフロアである。近代に商都・大阪で繁栄した社交倶楽部文化の空間づくりをヒントに、落ち着いた雰囲気で憩いの場となるサロン(談話室)と、華やかな催しの場としてボールルーム(舞踏室)の2つのタイプの空間を実現した。

サロン

ボールルーム

9階には、ダイニング、無人決済コンビニ、フィットネス、サウナ・アイスルームなどで構成される「アクティブリラックスラウンジ」を展開。これらの要素を有機的な動線で結ぶとともに、梅田の街を望む屋外庭園をシームレスにつなぐことで、自然と散策したくなるようなフロアができあがった。

17階には、対話に集中できる場として「ダイアログラウンジ」を設置。大小さまざまな広さの会議室をはじめ、和室、個室ブースなどを用意し、リアルとオンラインの両面でオフィスワーカーをサポートする。End