「Dipped Hop Pale Ale」

奈良県吉野郡下市町にて、2023年3月に閉校した下市南小学校を利活用した体験型商業施設「KITO（キト）forest market shimoichi」が2024年7月に開業する。同施設ではオープンに先がけて、地元・吉野地方の農産物や特産品を使ったさまざまな食品や飲料、プロダクトをつくるプロジェクトが進められている。

これまでに、いちごを使用したフルーツスムージーの発泡酒「KITO STRAWBERRY SMOOTHIE」、レモングラスを原料とした微炭酸のサイダー「KITO LEMONGRASS SODA」、ピューレ状にした桃の発泡酒「KITO PEACH SMOOTHIE」、柿の葉とほうじ茶を原料としたホワイトエール「KITO Weizen Kakinoha Hojicha」などを発表してきた。

施設内にクラフトビールの醸造所を構えるKITOは、今回初めての缶ビールとなる「Dipped Hop Pale Ale」をリリース。トップアロマには白ブドウのフレーバー、後味には松の樹脂や柑橘の皮のような苦味を感じる、バランスがよく飲みやすいペールエールである。発酵中にホップを投入するディップホップ手法により発酵を促進し、爽やかでフローラル、豊潤な香りを実現した。

これらの商品はKITOの公式オンラインショップで販売中。3月27日（水）には大阪・淀屋橋odonaマルシェでポップアップも開催される。