NEWS | インテリア
2024.02.14 15:00
埼玉県川口市に本社を置く建材メーカーのヤブ原産業は、モルタル・コンクリート床の風合いをそのままに、カラークリアでの着色、浸透強化、防塵を実現する床用水性コンクリートステイン塗料「ルーセントカラー」を発売した。
ムラ感を活かしたカラーコンクリートのデザインは、これまでは専用の左官材が必要であり、高コストかつ専門業者にしか施工できないものだった。これに対し、同塗料は左官仕上げと比較してコストを約1/10に抑え、誰にでも施工できる手軽さも備えている。
クラックや汚れ、色の濃淡などもそのままに仕上げられるなど、下地の風合いを生かしたデザインができるのが特徴。均一な塗膜となる塗床塗料などでは表現できない、モルタル・コンクリートならではの素朴さを残すフロアづくりが可能だ。
新築・改修を問わずモルタル・コンクリート床であれば施工可能で、クリヤーを含む全20色(艶消し)を展開。オプションでノンスリップ材も用意する。カフェやレストランといった飲食店や商業施設などの店舗内装デザインの新たな選択肢となるだろう。