宮崎県延岡市を舞台に、同市の魅力を紹介する縦型ショートムービーの制作・上映を行う映像祭「Connect & Create NOBEOKA Movie Festival」が2024年1月27日（土）に初開催される。

今回は、同県内外より公募で選ばれた20代～60代の映像クリエイター12組が参加。12月16日（土）より開始されるレジデンスプログラム「Connect & Create NOBEOKA」（コネクリ延岡）」にて、最長1カ月半にわたり延岡市に滞在しながら映像制作に取り組む。

ロケ地は同市内のさまざまな場所を活用し、市民もキャストとして出演協力するなど市民とクリエイターが共同で地域の魅力を発掘。映像制作をとおして、「エンタメのまち延岡」を発信するとともに、エンタメが少ない地方都市における若者離れの課題解決や関係人口の増加につなげることが目標である。

映像祭の審査員には、「カメラを止めるな!」を手がけた映画監督の上田慎一郎を迎える。縦型短編映画「レンタル部下」も監督した同氏は、レジデンスプログラムのメンターとして延岡市に滞在し、フィールドワークや脚本制作のワークショップを実施する。

また、YouTubeクリエイター「劇団スカッシュ」がゲストクリエイターとして滞在。参加クリエイターとともに地域を探索し、延岡市民と交流しながらアイデアを練り上げる。さらに、地元のケーブルメディアワイワイが運営するオープンスペース「waiwai PLAY LAB」にて、動画制作に必要な最新機材を利用できる。

waiwai PLAY LAB

映像祭当日は、延岡市民による飲食ブースやクリエイターの作品も出展。グランプリ作品は、ケーブルメディアワイワイでの放映権を獲得でき、国内外の映像祭へのエントリーも検討されるほか、ケーブルメディアワイワイと共同で受賞作品をブラッシュアップするための映像制作支援金が贈呈される。