スイスのバッグブランド FREITAG（フライターグ）は、レザーブランドのHender Scheme（エンダースキーマ）とのコラボレーションによるプロジェクト「FREITAG by Hender Scheme」を2023年10月28日（土）にローンチする。

同プロジェクトは、両ブランドがプロダクトの製作やワークショップの開催をとおして二次創作や循環の可能性を提案するもの。その第1弾として、フライターグのロングセラー「F52 MIAMI VICE」を再解釈したモデル「HS MIAMI VICE」をリリースする。

使用済みタープのボディはそのままに、ハンドル部分を解体。ナチュラルカラーのレザーハンドルとレザーのネームタグを新たに縫製し、解体された既存のタープハンドルはつなぎ合わせてショルダーを追加するなど、定番アイテムの二次創作を行った。

フライターグが使用するのは、ヨーロッパの高速道路で回収された古いトラックタープをアップサイクルしたマテリアルであり、エンダースキーマも食用の動物の残った皮をなめしたレザーを使用する。これらはいずれも廃材であり、両者は新たなマテリアルへ生まれ変える循環も二次創作と考えた。

さらにプロジェクトでは、エンダースキーマによるプロダクトの循環を生み出すプラットフォーム「circulation」と連携し、「HS MIAMI VICE」のオフカットのレザーハンドルを各自がハンドステッチで取り付けるイベント「HS MIAMI VICE workshop」を開催する。

一般販売のプロダクトのレザーハンドルはナチュラル1色だが、ワークショップではこれに加えて、ブラック、ネイビー、ブラウン、レッド、オレンジの6色のハンドルが選択可能。自分だけの特別なバッグを製作できる。

このワークショップは、東京・恵比寿のスキマ 恵比寿2Fにて11月4日（土）・5日（日）に開催。参加チケットは10月29日（日）より「circulation」のサイトにて発売される。