写真家、瀧本幹也によるハウツー&エッセイ本
「瀧本幹也 写真前夜」

広告写真やCM・映画撮影など写真界の第一線で活躍する瀧本幹也の、自身初となるハウツー&エッセイ本「瀧本幹也 写真前夜」が、玄光社より2023年3月30日(木)に発売された。80本を超える仕事や作品とその撮影現場の裏側や、撮影装置・ラフスケッチなどを紹介しながら、写真への向き合い方を伝える内容だ。

「最近はカメラの進化や便利なツールの恩恵もあり、誰でも美しい写真を生み出せるようになった。しかしそれが写真をつまらなくしているような気がしてならない。広告に使用される写真や、さらに写真の文化として考えたら、果たしてこのままでいいのかという危惧があった。(中略)自分には写真があって本当に良かったと思う。写真は言語よりたくさんのことを伝えられるのだ。この本が、写真を志している人だけではなく、将来に迷い悩んでいる人の肩の荷を少しでもおろし、脱却のきっかけの一助になれるのであれば、これ以上に嬉しいことはない。」(瀧本幹也によるコメント あとがきより)

『3484深津絵里』(右の作品)フィルム撮影した3484枚のポートレートを手で貼ったもの

(右)JR東日本のポスター「その先の日本へ。」(1992 撮影:藤井 保)、瀧本の人生を変えた写真。左は、2022年に同じカメラポジションを探り当てて瀧本が撮影したもの。後ろ姿は瀧本だ。




将来は写真を仕事にしようと決めた10歳から写真とともに生きてきた瀧本。師匠である藤井 保との出会いをはじめ、坂本龍一や多くのデザイナーたちとのエピソードも興味深い。「写真が好きで好きでたまらない」という瀧本の写真愛に溢れる一冊だ。End

「瀧本幹也 写真前夜」

著者
瀧本幹也
体裁
A5判・224 ページ
発行元
玄光社
定価:
2,750 円(本体2,500 円+税)
電子版価格
2,750 円(本体2,500 円+税)
詳細
Amazon書籍情報ページ https://www.amazon.co.jp/dp/4768317502
玄光社書籍情報ページ
http://www.genkosha.co.jp/gmook/?p=30776

AXISラジオ番組「スナックあくしす」に瀧本幹也さんご来店!
写真と初めて出会った幼少期から中高校生時代を経ていまにいたるまでのエピソードから瀧本さんの素顔がのぞきます。本と併せてお楽しみください!spotify、podcastどちらからでもお聴きになれます。
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