本展は、銀塩写真の魅力を次世代につなげるプロジェクト、ゼラチンシルバーセッションと東京工芸大学とのコラボレーション企画です。

銀塩写真を取り巻く環境は縮小の一途を辿っており、資材の価格は高騰しています。それでも銀塩写真を撮りたいという人は若者を含め、まだまだたくさんいるのです。　　

本展では、銀塩でしか表現できない写真の楽しさ、面白さを広く知ってもらうため、7 名の写真家と17 名の学生による作品と、銀塩写真への思いを記した「言葉/手紙」、銀塩資材にまつわる「研究」を展示します

　　　「デジタルと違い、現像するまで何が写っているかわからないタイムカプセルのような感覚、現像してそのタイムカプセルを開けるような不思議な感覚はフィルムでしか味わえない素晴らしいものだ。」（石田菜々）

　　　「高校に進学する春休み、アルバイトをしてやっと買った一眼レフと何本かのレンズ、そして両手に抱えたフィルム。それらが君に命を与えてくれたんだ。」（ハービー・山口）

来場者との銀塩写真についての活発な意見交換を目的に、会期中はトークイベントも開催。
詳細は、オフィシャルサイト、Twitterをご覧ください。

会 期｜2023年3月3日（金）～ 8日（水）
時間｜11:00～20:00（最終日18:00まで)
入場料｜無料
参加作家｜ 井津建郎、勝倉崚太、小林紀晴、
瀧本幹也、田中 仁、広川泰士、ハービー・山口、
東京工芸大学芸術学部 写真学科 学生17名
展示作品｜ 銀塩モノクロ・銀塩カラー・プラチナ
プリント約150点

問い合わせ｜
katsukura@pht.t-kougei.ac.jp

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