NEWS | インテリア
2022.11.25 16:25
イタリアのZilio A&Cは、2022年冬向けのコレクションを紹介している。日本とスカンジナビアの美学による革新性と機能性をテーマに、スマートで洗練された、サスティナブルなデザインによるホリデーシーズン向けの家具を提供する。
日本人デザインユニット Mentsenが手がけたハンガーラック「Leek」は、3本のアッシュ材を上下のシンプルなコネクターで組み合わせたもの。スチームで湾曲させることでエレガントな見た目を実現、さまざまな使い方ができる。安定性と強度を確保しつつ、滑らかでミニマル、モダンなラインを楽しむことができるという。
安積朋子デザインの「Dove」は、日本の伝統的な和紙アートに北欧の素材とカラーパレットにインスパイアされたカゴ。天然のアッシュ材の薄いシートでできており、スチール製のパーツが安定性と強度をもたらしている。
同じく安積による「René」は壁掛けタイプの自転車ラック。スチームで湾曲させた木製フレームには、4色のファブリックと取り外し可能な金属フックを用意。スタイルと機能性を組み合わせたスマートなアイテムで、自転車をインスタレーションに変えてくれるだろう。
「June」と「Frank」は、Simon Kämpferのデザインによるアッシュ製のアイテム。「June」は3つのパーツで鏡を支えており、壁とのあいだにすき間を作ることで、棚やフックとしても使うことができる。「Frank」は狭いスペースにも設置できるフックで、一方が円形、もう一方が長方形と、2種類のフックが楽しめる。
また、「Woodstock」は、David Dolciniが手がけたコートラック。無駄なくしたシンプルな形状で、クラシカルな壁掛けを再現している。組み合わせは多彩で、まるで壁に「ボタン」がついているかのように、遊び心を楽しむことができるそうだ。