経年変化したブリキと漆の色が楽しめる
ATON×開化堂「100年先を眺める茶筒展」開催

東京・青山のATON AOYAMAでは、京都の手作り茶筒の老舗・開化堂ATONのコラボレーションイベント「100年先を眺める茶筒展」を2022年12月7日(水)まで開催中である。

かの昔、茶屋が茶葉選定の際、茶農家を識別するために、それぞれの決められた色で漆の縁取りを茶筒の蓋に施したという。1875年からつづく開化堂には数々のアーカイブがあり、その経年変化したブリキと漆の色のコントラストには目を見張るものがあるそうだ。

今回は、その縁取りを今シーズンのATONのキーカラーである3色で再現。新品の時にはポップな印象を、数年経つとまったく違った趣を放つエイジングを楽しむことができる。また、その他にも開化堂オリジナルのさまざまなアイテムを用意する。

時代を超えて愛される、美しい茶筒などを作ることで知られる開化堂。京都の静かな小径にひっそりと佇む店先には、100年以上愛用された茶筒などが堂々と並んでいる。今回の新品の茶筒も、これから世代を超えて日々昇華してゆく姿が味わえるだろう。End

ATON×開化堂「100年先を眺める茶筒展」

会期
2022年11月23日(水)~12月7日(水)
11:00~19:00(月曜日定休 ※祝日を除く)
会場
ATON AOYAMA(東京都港区北青山 3-6-27)
詳細
https://www.instagram.com/p/ClHujVzyfwK/?hl=ja