阿部雅世 講演会
<br/>「センス・オブ・ワンダーから始める、子供のためのデザイン教育」

AXISフォーラム 第50回

 阿部雅世 講演会
「センス・オブ・ワンダーから始める、子供のためのデザイン教育」

日時2015年05月14日(木) 19:00-20:30(終了後に懇親会あり)
会場AXISギャラリー
参加費1,000円

阿部雅世

1962年東京生まれ。法政大学工学部建築学科卒業後、海老原一郎建築設計事務所に勤務。90年渡伊、ドムスアカデミー工業デザイン科マスター修了後、欧州を拠点にデザイン活動に携わる。MasayoAve creation代表。ハプティック・インターフェース・デザイン・インスティテュート創設者。国立ベルリン芸術大学客員教授(2004〜07年)、エストニア国立芸術大学プロダクトデザイン学科特任主任教授(07〜09年)、ベルリン・ヴァイセンセー芸術大学テキスタイル・サーフェースデザイン学科客員教授(12〜13年)として、大学のデザイン教育にも携わる傍ら、欧州各地で子供のためのデザイン教育ワークショップを実践。近年は、欧州のデザイン教育プロジェクト「EUプラウド」や、デザインシンガポール・カウンシルの教育プロジェクト「メニ・ウェイズ・オブ・シーイング」で、子供と青少年のための新しい教育プログラムの開発を担当。著書に原 研哉との対談集『なぜデザインなのか。』(平凡社)、ブルーノ・ムナーリの訳書『ムナーリのことば』『正方形』『円形』『三角形』(平凡社)。ベルリン在住。

ベルリンを拠点に活動する建築家でありデザイナーの阿部雅世さん(MasayoAve creation)をお迎えし、AXISフォーラムを開催します。

阿部さんは、ドイツやシンガポールをはじめ世界各地で「子供のためのデザイン教育」を実践しています。それは、自らが暮らす世界の不思議をさまざまな視点から観察し、五感を総動員して生活環境を分析しながら、評価する力を身につけるための「デザイン教育」と言えます。また、芸術、科学、人文学と分断された学問を、創造的な体験のなかに融合し、日常生活と結びつけて実感するためのものでもあります。

触覚の美、感覚の美を求めて、独自のデザインワークショップを展開してきた阿部さんが、デザイナーの養成という従来のデザイン教育の枠を超えて、子供、青少年、そして教育者のために開発・実践してきたプログラム。その実例を紹介しながら、会場の参加者とともに、これからのデザイン教育のあり方と可能性を探っていきます。

 

定員 100名 (先着順)