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2022.09.12 14:23
イタリアのインテリアブランド TERZADIMENSIONEは、北アフリカの砂丘や南イタリアの伝統的なレース刺繍などをイメージしたデザインの、屋外向けの磁器プロダクトを発表した。
プールサイドや庭、バルコニーに設置する円形のタイルで、鮮やかなカラーが目を引く磁器製のラグのように使うことができる。さらに、同じ素材でできた歩道、テーブルや照明でコレクションは構成されている。モジュラー式で5種類のパターンがあり、さまざまな組み合わせが楽しめるという。
OPERAVISUALが手がけた「Dunes」は、白い石のバックに金色の波打つ線をほどこしており、北アフリカの砂漠の模様をデザインに落とし込んだという。
Pier Luca Freschiがデザインした「Wave」は、エレガントな黒いベルギーストーンを使用。しなやかな白い模様は、スペイン・バレアレス諸島の星空の夜に聞こえる電子音楽の音の波を連想させる。
デザインスタジオ LATOxLATOによる「Dionysos」は、古代ギリシャの雰囲気が楽しめる。 ディオニュソスは豊穣とブドウ酒と酩酊の神で、その生命力は、赤地に白で描かれた、いきいきとした幾何学模様で表現されている。
TERZADIMENSIONEのラボは2つのコレクションを手がけた。「Doily」は南イタリアのかぎ針編みとレースの繊細な織り目をイメージしており、「Foliage」は地中海沿岸、南仏プロヴァンスの秋の葉のじゅうたんにインスパイアされているそうだ。
また、これらのコレクションでは、直径122cmのテーブルと、直径60cmまたは80cmのコーヒーテーブルも用意。屋外でのランチやディナーなど、人々の集まりの中心に活気を与えてくれるだろう。
そのほか、「Pas Japonais」は日本庭園の敷石を現代風に解釈したもので、大きさは大小さまざま、円形から三日月形まであり、これらを自由に配置することで、有機的に広がる美しいパターンを楽しむことができる。