レゴが米アーティストとコラボした
遊び心のある遊具がニューヨークに登場

▲Photo by Michael Loccisano/Getty Images for The LEGO Group

レゴグループはこのほど、アメリカの現代アーティスト ヘブル・ブラントリー(Hebru Brantley)とコラボレーションした、子ども向けのインスタレーション「Fly Away Isles」をニューヨークのウェスト・ハーレムで公開した。

同グループの調査によると、アメリカの親のうち29%が家族で十分に遊んでおらず、ニューヨークに住む子どもたちの82%が遊び足りないと感じているそうだ。そこで同グループは、創立90周年を記念して、子どもや家族、地域コミュニティに出会いと遊びを提供するために同施設をオープンした。

▲Photo by Michael Loccisano/Getty Images for The LEGO Group

▲Photo by Michael Loccisano/Getty Images for The LEGO Group

▲Photo by Michael Loccisano/Getty Images for The LEGO Group

ブラントリーがデザインした遊具は、雲の中を飛んでいくロケット、火山をイメージしたピラミッド、カラフルな島のような飛び石などで、子どもたちが抱く創造的なオプティミズムと無限のアイデアをもとに、夢の世界が現実空間に出現。子どもたちを宇宙の旅に誘ってくれるという。

また、同氏は鮮やかな色使いで知られ、ノスタルジーやパワー、希望などのテーマをもとに遊び心のある作品を手がけており、このインスタレーションにも同氏がニューヨークで初めて発表した路面アートが含まれているそうだ。

同氏はFly Away Islesについて、「バックグラウンドやカルチャーに関係なく集まったり、私たちが住む忙しい世界のプレッシャーから離れたり、子どもたちの楽観的な目で作品を見たりする、そんな機会を地域コミュニティに提供しようと思って制作しました」とコメントしている。

▲Photo by Michael Loccisano/Getty Images for The LEGO Group

なお、このインスタレーションは2022年11月5日(土)まで公開。路面アートは2023年7月まで展示される予定だ。End