▲Photo credit：VELLO BIKE

オーストリアの折りたたみ自転車メーカー VELLOは、重量10kg未満を実現した電動自転車をこのほど発表した。

VELLOが展開するのは、都市向けの高性能・超軽量の折りたたみ自転車。都会でのさまざまな課題に応えるため、革新的なテクノロジーとシグネチャーとなるデザインを融合しているという。

今回発表したモデルは、電動自転車では9.9kg、モーター未使用時は6.5kgという軽さを実現。フレームはフルチタンで、1.9kg だという。8秒で折りたたみが可能で、20インチのタイヤを搭載しているが、折りたたんだあとは57x79x29cmと非常にコンパクトになる。

▲Photo credit：VELLO BIKE

▲Photo credit：VELLO BIKE

特徴はこうした軽さだけではない。モーターはバッテリー内蔵型で、独自の運動エネルギー回生システムにより、ブレーキをかけたり下り坂を走ったりすることで充電ができる。航続距離はフル充電で最大50km、フル回復モードで使うとほぼ無限に走行できるとしている。

さらに、電気モーターに組み込まれたスロープセンサーにより、ギアシフトのようにモーターアシストを自動的に調整。オプションで「Schlumpf Drive」ギアシステムをつければ、都会では25 km/hを超えるスピードドライブ、山道では最大17％の上り坂も走れるマウンテンドライブが楽しめるそうだ。

そのほか、専用アプリが使えたり、モーターロック機能や盗難追跡機能などもついているようだ。