生誕100年を迎えるピエール・カルダンの
軌跡をたどるビジュアルブックが発刊

生誕100年を迎える稀代のデザイナー ピエール・カルダン(Pierre Cardin)の仕事を紹介する書籍「ピエール・カルダン デザインアーカイブ」が、グラフィック社から2022年8月に発売される。

カルダンは、1958年に初来日した際、立体裁断の鮮やかさを披露し、現在の日本のファッションの礎を築いた面々に大いなる刺激を与えた。とりわけスペースエイジブームの一端を担ったコスモコールは、1960年代に巻き起こったファッション革命に大きな影響を与えたという。

また、それと同時にライセンスビジネスにいち早く着手。すべての人が平等にファッションを楽しみ、同ブランドを持てるようなビジネス展開を行い、Pマーク入りのプロダクトを数多く生み出してきた。

同書では、半世紀にわたるカルダンデザインの軌跡をたどる。当時のビジュアル写真に加え、カルダン本人から「世界一のピエール・カルダンマニアだ!」と称賛された日本人コレクターが所有する貴重なアイテムの数々や、歴代のオートクチュールコレクションを撮り下ろしで収録する。

ファッションからプロダクト、広告まで、カルダンが生み出した宇宙が楽しめる一冊となっている。End

書籍「ピエール・カルダン デザインアーカイブ」

発売日
2022年8月
仕様
B5・並製・総304頁
定価
3,850円(10%税込)
詳細
http://www.graphicsha.co.jp/index.html