NEWS | インテリア
2022.06.29 15:20
若林佛具製作所は、デザイナーの原嶋亮輔がデザインを手がけた新作の盆提灯シリーズ「BONTOU(ぼんとう)」を発表した。家族が集まり、先祖に想いを馳せる時間を穏やかに照らす盆提灯で、日本的でありながらも、今の暮らしに溶け込むデザインである。
これまで盆提灯は、「初盆には白提灯、翌年からは花柄に」と買い替えることが一般的だった。そこで、家族とのかけがえのない時間を灯す盆提灯だからこそ、長く使ってほしいとの思いから2製品を開発した。
「BONTU Lantern(ぼんとう らんたん)」は、ワーロン和紙を巻き、リングで留める構造でできており、ワーロン和紙を差し替えることで、簡単に雰囲気を変えることが可能。小・中型の仏壇にも合わせやすいコンパクトなサイズで、卓上盆提灯としても、行灯のように床置きとしても使うことができる。
また、「BONTOU Chochin(ぼんとう ちょうちん)」は、伝統的な提灯としての要素は残しながらも、モダンで美しい形状を採用。この形状を際立たせる火袋は、職人技術による繊細な仕上がりとなっている。シンプルなデザインで、部屋のスタイルを選ばず長く使うことができる。