オランダのデザインデュオ VANTOTによる
浮遊するような照明「Floating Lights」

オランダのデザインデュオ VANTOTが手がけた「Floating Lights」は、あらゆる設置環境に合わせて造形できるモジュール式の照明作品である。バランスのよさと軽量さを生かした表現ができるのが特徴だ。

細いステンレス構造にLEDが組み込まれており、さまざまな構成が可能。見る角度によって多彩な姿を見せるそうで、風に揺れる柳のような光のカーテンは、実在していながら儚さも感じさせるという。

▲© Max Kneefel

LEDには独自の給電システムを採用することで、余分な素材を使わず、機能性と美しさを備えた、軽やかでダイナミックなデザインが可能となる。さらに、軽量な構造なので、長く使うことができ、移動と組み立ても簡単にできる。

▲© Max Kneefel

天井から吊るしながら給電することもでき、下部につけたおもりで照明の形状を保つことができる。構造は長さを変えて、円形や直線状、全体的な造形やランダムな造形、垂直に並べたり、散りばめたりと、さまざまな配置が楽しめる。軽量さを維持しながら、大型のインスタレーションもできるそうだ。End

▲VANTOT(Esther Jongsma・Sam van Gurp)