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2022.06.14 11:00
イケアは、先ごろ発表したバッグ「FRAKTA」に続き、スウェーデンのハウスユニット「スウェディッシュ・ハウス・マフィア(Swedish House Mafia)」とコラボレーションしたコレクション「OBEGRÄNSAD」の一部アイテムを発表した。
「OBEGRÄNSAD」とは、スウェーデン語で「無限」を意味する言葉だそうで、予算は限られていても、自宅での音楽制作には無限のクリエイティビティがあることを示しているという。
このほど、イケアがミラノデザインウィーク2022で公開したのは音楽制作用デスク、アームチェア、レコードプレーヤーで、合計で20を超える家具をラインアップ。2022年秋に発売される予定だ。
レコードプレーヤーは、シンプルさと大胆さを兼ね備えたデザインを採用。スウェディッシュ・ハウス・マフィアからの当初の提案は円形をしたスケッチだったそうで、最終的にはそのアイデアも取り入れ、四角と円が組み合わさった外観ができあがった。
イケアのデザイナーであるFriso Wiersmaは、「しっかりとして厚みのあるプレーヤーのデザインは、室内で存在感を放つことでしょう。このプレーヤーは、コレクションのなかで音楽の物理性を表現するものなのです」とコメントしている。
また、デスクは、スピーカーを耳の高さに置けるように2つのスピーカースタンドを設け、デスクの下には引き出し式の棚も追加。アームチェアは、ミニマルなデザインによるエレガンスが特徴で、調節可能なストラップが快適さをもたらしてくれるそうだ。