NEWS | インテリア
2022.05.24 14:11
イタリアの照明ブランド Fabbian(ファビアン)は、自然からインスピレーションを得たオーガニックな形状の新作ペンダントライトを発表している。
Alberto Ghirardelloがデザインした「Puppy」は、異なる素材で作られた2つのパーツを組み合わせた照明。マットブラックの本体はイタリア・ノーヴェの伝統的な陶器製で、白い手吹きガラスのシェードから放たれる光を美しく反射する。
カーブを描いた形状は、なにか具体的なものをイメージしたのではなく、どこか抽象的で、ファンタジーの世界からやってきたような調和も感じられる。また、白と黒のコントラストにより、ボリュームはグラフィカルで現代的な印象を与えてくれる。ペンダントライトとテーブルライトを組み合わせることで、空間に連続性も生まれるという。
一方、Filippo Protasoniが手がけた「Akoya」は、真珠を生み出すアコヤ貝をイメージした、ウォールライトやペンダントライトからなる照明コレクション。ベースとなる2枚の平らな円盤から球体のライトが現れているデザインで、この2つの形状を組み合わせることで、光り輝く真珠を抱いた貝を表現している。
2枚の金属板はホワイト、チャコール、コールテンから選ぶことができ、シェードは手吹きガラスを採用。見事な光彩を放つ真珠は完璧さの象徴であり、「Akoya」もさまざまな建築環境に合う自然のシンプルさを体現している。