歌舞伎の背景画や舞台で使われた木材を
アップサイクルしたアートピースが発売

歌舞伎の背景画や舞台で使われた木材をアップサイクルしたオブジェなどを展開するプロジェクト「CHIKIRI PROJECT」は、プロダクトの販売を2022年5月20日(金)より開始した。

今回は、1886年(明治19年)に劇場付きの大道具会社として創業し、歌舞伎を中心に国内の主要な劇場で舞台大道具を手掛けてきた金井大道具とコラボレーション。伝統芸能の「色」の調色の技術や美しさだけでなく、その色彩から感じる日本らしさを伝えるために、3種のプロダクトを開発した。

Japanese Color Palette + Wooden Tiny House」は、日本の伝統芸能の舞台で受け継がれた調色や配色を自宅で楽しめる塗料5色と、それを塗って楽しめる木製オブジェのセット。生活や文化の中に深く息づいてきた伝承の色を楽しむことができる。

▲ Japanese Color Palette + Wooden Tiny House「MATSUBAME」 (Ref . JCP-MAT-001)

▲「NAKANOCHO」 (Ref . JCP-NAK-002)

▲「KUZUNOHA」 (Ref . JCP-KUZ-003)

▲「FUJIMUSUME」 (Ref . JCP-FUJ-004)

Kids Chair “PALETTE”」は、インテリアデザイン、プロダクトデザインを手がける西脇佑による、組み立てペイントすることで完成する小さな椅子だ。椅子としての機能はミニマムに、フレキシブルでとり回しのしやすいサイズで、Japanese Color Palleteのキャンバスとして使うこともできる。

▲Kids Chair “PALETTE”

また、「Theater back」は、実際に国立劇場の舞台で使用された背景画をモチーフに、絵師が等身大で製作したアートピースである。1枚1枚を見ても全体図が想像できない、だからこそ大道具における背景画の大きさを感じて欲しいという思いを込めて作ったそうだ。End

▲Teater back MATSUBAME – 松羽目 –

▲Teater back NAKANOCHO – 仲ノ町 –

▲Teater back KUZUNOHA – 葛の葉 –

▲Teater back FUJIMUSUME – 藤娘 –