オフィスでプライバシーを確保する
Studio TKのラウンジチェア「Libelle」

米ノースカロライナ州のファニチャーブランド Studio TKから、オランダ・アムステルダムのFeiz Design Studioがデザインしたチェア「Libelle」が発表された。プーフ、ローバックのラウンジチェア、ハイバックのラウンジチェアからなるコレクションである。

オランダ語で「トンボ」を意味する言葉だそうで、ハイバックのラウンジチェアはバックレストに半透明なニットメッシュを使用。ユーザーはプライバシーを確保することができるので、小規模でのミーティングなどにも適しているという。

▲©︎STUDIO TK

▲©︎STUDIO TK

また、このニットメッシュは、職場環境を損なうことなく外からの視線を遮断。また、誰かが座っていることも外から見てわかるようになっているので、他の人が座ろうとやってくることもないようだ。

この半透明の3Dニットスクリーンには11種類の仕上げがあり、ベース部分もさまざまな粉体塗装仕上げが可能。オプションのアームトレイは左右どちらにも取り付けることができ、ベニヤとラミネートの仕上げを用意している。

Feiz Design Studioの創設者でインダストリアルデザイナーのKhodi Feizは、「私たちは社会的文脈の範囲内で通用するプライバシーの概念を求めていました」とコメント。さらに、「1対1のコミュニケーションも重要ですが、公共スペースでのプライバシーを確保することも重要です。それにより、自分たちの作業を行ったり、集中したりと、周囲の環境から切り離されつつその環境にしっかりと浸りながら没頭することができます」と語っている。End

▲©︎STUDIO TK