NEWS | サウンド / ビジネス
2022.02.04 12:00
オーディオブランドのバング&オルフセンは、同社製品を接続するサービス「Beolink Multiroom」のアップデートを公開した。
今回、「Beosound Level」「Beosound Balance」「Beosound Emerge」「Beolab 28」がBeolink Multiroomに対応。これにより、ラウドスピーカーやミュージックシステム、1980年代のターンテーブルから最新のワイヤレススピーカーまで、数十年に及ぶ同社の各世代の製品をシームレスに連動させることができるという。
たとえば、1986年発売のターンテーブル「Beogram 5500」でレコードを楽しむだけでなく、最新モデルのスピーカー「Beosound Level」を使ってテラスでワイヤレスのストリーミングを楽しんだり、発売されたばかりのスピーカー「Beolab 28」と接続してCDプレーヤー「Beosound 9000」の新たな楽しみ方を発見したりと、使い方はさまざまだ。
さらに、コントローラーの「One Touch to Music」を使えば、スマートフォンのアプリを操作することなく、音楽をすばやく簡単に再生できる。ユーザーは、スピーカーをタップするか、リモコンを使って、ターンテーブルやCDプレーヤー、ストリーミングサービスなど、好きな音源から音楽が楽しめるという。
また、「Touch to Join」機能を使用すると、キッチンからリビングやベッドルームに移動するなど、ユーザーがどこに行っても聴いている音楽をフォローしてくれる。これもスピーカーに触れたり、リモコンを使うだけで、移動した部屋で音楽の続きを聴けるそうだ。
バング&オルフセンの製品管理・ブランドパートナー担当シニア・バイス・プレジデントのChristoffer Poulsenは、「未来に向けて設計されたBeolink Multiroomにより、対応するすべての製品が自宅のどこでもシームレスに接続、再生・操作ができるようになりました」と語る。
続けて、「One Touch to MusicやTouch to Joinなどの直感的な機能により、音楽をすばやく簡単に楽しめます。どの部屋でも音楽体験が向上しますし、時間とともに変化していくエンターテインメント設定にもより細かく対応できるようになります」と述べている。