NEWS | ファッション
2021.11.17 15:20
土屋鞄製造所は、子どもの理想の鞄のアイデアを実現する企画「こんな鞄があったらいいな」の第2弾として、いつでも鬼退治に行けるようにかぶると兜(カブト)になり、肩がけするとショルダーバッグになる「鬼退治専用『カブト鞄』」を2021年11月16日(火)に発表した。
今回の作品は、2021年5~6月に小学生以下の子どもを対象にアイデアを公募。応募総数128通の応募のなかから、広島県在住のはるきくん(5歳)の「鬼退治に行くために、頭にかぶれる兜のような鞄が欲しい」というアイデアが選ばれた。
制作はまず、応募したイラストをもとに、「よくする遊びは?」「どんな色がすき?」など、はるきくんの好みをヒアリングするところからスタート。要望を叶えられるように、同社のデザイナーと職人がはるきくんとオンライン会議を重ね、日常では肩から掛けられるショルダーバッグになり、鬼がひとたび現れたら兜(カブト)として帽子に変形する2way仕様を採用した。
スリムな見た目ながら、メイン収納部に加えて外ポケットも搭載。手裏剣はいざというときにすぐ取り出せ、冒険に必要な地図もすっぽり収めることができる。また、鬼がいつ現れても刃を抜けるように、刀を差せるデザインにしたのもポイントだ。
また、ランドセルやバッグの製造過程で出た余り革を素材として使用。普段のランドセルやバッグ製造では、1枚の革からなるべく余すことなくパーツを切り出しているが、今回はどうしても使用できない端切れの部分を再利用したそうで、硬さや色がバラバラな個性豊かな牛革をパッチワークのように兜型に仕上げている。
鬼退治専用「カブト鞄」期間限定展示
- 会期
- 2021年11月17日(水)~11月29日(月)
- 営業時間
- 11:00~18:00 ※火曜日定休(臨時休業あり)
- 会場
- ランドセル専門店「童具店・広島」(広島市西区)
- 詳細
- https://tsuchiya-randoseru.jp/pages/shop-hiroshima