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2021.11.05 10:59
引退した路線バスの車両をサウナに改造して、どこでも本格的な薪サウナが体験できる移動型サウナバスサービス「サバス」が2022年2月にスタートする。
このサービスを企画・プロデュースするのは、令和時代の新たなバス事業を提案するリバースと、日本最大のサウナ検索サイト「サウナイキタイ」で、内装設計を手がけるのは、デザインカンパニーのNODと設計事務所のOSTR。バスを活用した移動サービスの第1弾企画となる。
今回は兵庫県を拠点にする神姫バスで運行していた路線バスの車両を、移動できるサウナに改造。サウナバスを略して「サバス」とネーミングした。
車内は路線バスの雰囲気を残した休憩スペースと、本格薪ストーブを使用したサウナ室からなる。降車ボタンを押し、熱したサウナストーンに水をかけて蒸気を発生させる「押しボタン式のオートロウリュ」(通称:蒸気降りますボタン)や、吊り革など路線バスの名残を生かしたデザインが楽しめるという。
また、NODはエストニア製バレルサウナの輸入・販売を行うtotonoüらとともに内装企画・デザインを担当。一般的なサウナと同じような体験を提供するため、バスの内装を活かしつつ導線設計や素材選定をしているそうで、サービス開始後は大型駐車スペースのある施設やアウトドア施設などでサウナが楽しめることを目指している。