宮城県の漁師が使用した漁網を再利用
エコバッグ「e-umi bag」

ニューヨーク発の日用品店「New Stand Tokyo」は、廃棄予定の漁網を再利用したエコバッグ「e-umi bag(いーうみ ばっぐ)」を2021年10月27日(水)に販売開始した。

宮城県仙台市に本社を置く地方新聞社・河北新報社は、全国有数の水産県である「宮城の大切な資源である『海』を守りたい。」という思いから、読者や県内の人に宮城の環境保全をより身近に感じてもらうための活動「e-umi miyagi」を発足。活動の一環としてエコバッグ「e-umi bag」を製作した。

漁網は宮城県の漁師が使用していたものをきれいに洗い、黒色とえんじ色に染め直すことでエコバッグの生地として再生。その生地を熟練の職人がひとつずつ手作業で裁断・縫製・包装し、ていねいに仕上げた。


デザインは漁をイメージして、金具に紐を通すことで一枚の網がバッグになる仕様にしている。製作過程では合成洗剤を使わずに洗浄し、パッケージやタグには再生素材を使用することで、細部まで環境に配慮したそうだ。End