NEWS | プロダクト
2021.04.28 15:50
ボルボの高級EVブランド・ポールスター(Polestar)は、これまでに「ポールスター1」や「ポールスター2」といったEVを展開してきたが、これらとはまったく異なる新しいモビリティのプロジェクトも公開している。
このほど発表された「Re:Move」は、キックボードのような外観だが、将来の都市における配送システムを見据えた小型で多機能のモビリティである。
モビリティソリューションにおいてカーボンニュートラルやサステナビリティを実現するために、これまでにない意外なコラボレーションが必要だとする同プロジェクトには、各界から多彩な面々が集結。
Wallpaper*誌の指揮のもと、ポールスターをはじめ、ドイツのインダストリアルデザイナーであるコンスタンティン・グルチッチ、アルミニウム会社のHydro、電動バイクメーカーのCAKEが「Re:Move」開発に参加する。
グルチッチによるデザインは、「そり」のような三輪のモビリティ。コンパクトかつ扱いやすいので自転車専用道路での走行もできるとする一方、積載量は275 kgというパワーも兼ね備えている。
素材は、100%リサイクル可能な低炭素アルミニウムを使用。クリーンで騒音の少ない都市型のラストワンマイルモビリティを目指しており、2021年秋には実用モデルを公開する予定だ。