富山県産タテヤマスギ間伐材を活用して
中嶋工芸社がインテリア展を開催

▲コートハンガー

富山県富山市の中嶋工芸社は、富山県産タテヤマスギ間伐材の周知と普及、利用促進を目的としたインテリア展「タテヤマスギとあたらしいオフィスのあり方展」を、2021年3月15日(月)から4月4日(日)まで、東京都中央区の日本橋とやま館にて開催している。

今回は、木材家具やインテリア製造を営む中嶋工芸社が、富山の婦負森林組合とインテリアデザインを手がけるタチイスの荻山将也と共同で制作したものを展示する。

タテヤマスギは、富山県東部の立山を中心とする山岳地帯に自生するスギで、寒さや雪に強い特徴があり、 木材としては年輪の幅が狭く、強度に優れているので、主に建築材料として利用されている。

その間伐材をより有効利用できないかとの思いから、タチイスのシート部分やテーブル天板、照明をデザイン。さらに、建材に利用することができず捨ててしまう杉の先端部は、枝などを間引くことでコートハンガーに変えている。

▲タチイス

▲テーブル

また、タチイスは、立ち姿勢の維持を目的とした立って使う椅子で、これにハイテーブル、照明やコートハンガーなどを合わせることで、在宅ワーク環境をよりリラックスしたものにするデザインにしているそうだ。End

▲照明

タテヤマスギとあたらしいオフィスのあり方展

会期
2021年3月15日(月)~4月4日(日)
10:30~19:30 入場無料
会場
日本橋とやま館
詳細
https://toyamakan.jp/news/とやま県産材フェア~タテヤマスギとあたらしい